教育活動家〜いぬかい良成(公式ブログ)

〜30年後の子ども達の未来をDesignする教育活動家「いぬかい良成」〜

第4弾〜大波乱!レッジョエミリアへの旅

第4弾
私は列車に乗り込み、まぁ雑な座り方と座席の配列とバックパックやスーツケースも雑に置かれた車内の1番手前のシートの前に座っていた青年に「ここは空いてますか?」と聞くと、やたらと愛想の良い青年が「どうぞ!良かったらここの荷物も退けますね」と快くシートを空けてくれた。

座ると同時に、「何処から来たんですか?」などなどを質問されあっという間に仲良くなり、車中彼と身の上話をずっとしていました。

彼の名前は「フランシスコ」ニックネームは「シスコ」私の名前とニックネームは。
彼はミラノまで行き、そこから乗り換えて1hくらいの街にある大学で法律の勉強をしていると言う。5年間勉強して弁護士になりたい。と言っていた。ミラノの大学に来る前には、ケンブリッジに数ヶ月体験入学もしていて、そこで覚えた日本語も数ワード喋ってくれて、目のキラキラした真面目な青年との雑談は1h位の私が列車を降りるまで続いた。

私は名刺を渡し、ローマ字で名前を書き、メールアドレスはこれね。と教えると、「明日必ずメールするよ!」と握手をし、写真を2人で撮って別れた。

レッジョエミリアの駅を降りると、早速何処が出口?かわからない。
適当に人の流れに進んでいくと、学生がとにかく多い。その割に小さな通路はスーツケースが邪魔物扱いされてしまう。

地上に出るとバスターミナルがあり、これまたタクシー乗り場もわからない。

「BAR」と書いて「バール」と読むいわば「カフェ」的なものが1箇所学生達の溜まり場となっていたので、そこで聞くことにした。

「すみませんが、タクシー乗り場は何処ですか?」
戸惑った様子で
「わからない」
英語がわからないらしく、近くの学生に「お前、学生なんだから英語わかるだろう⁈」的なイタリア語だと想像するが、やり取りしていましたが、学生が照れていたので、「タクシー乗り場は何処?」と聞くと、簡単な英語にホッとした様子で「駅の向こうだよ」と教えてくれました。

駅の下を通るのは、またこの重たいスーツケースを邪魔者扱いされながら通らなければならないので、「サイクルロード」と書かれた迂回路を通り反対側に出ることにした。

サイクルロードには何やら、子どもの描いたものらしき、チャリンコの絵が通路の一方の壁側にパネルの上から作品として描かれていました。

逆側に出ると、ちっちゃなピアッツァ(広場)が広がり「タクシー」と書かれた看板の下に何台かのタクシーが待ちわびる中、国産のプリウスのタクシーに私は乗り込みました。

乗り込んでから約7〜8分位でいよいよホテルにチェックイン!

何だか「ゴール」に辿り着いたような安堵感に包まれ、部屋に入ると、温かなふかふかのベッドに飛び込みました。

到着時刻は午後の3:48分!予定より27時間48分遅れでチェックイン!

先ずはここまで来れてよかった。
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