日本第2位の標高の山って知ってますか?
日本一の山って、もちろん皆さんも知っての通り、富士山ですよね。世界文化遺産登録され、それ以降はシーズン中は竹下通りの様な状態⁈ ですが(シーズン以外は登れません)では、その富士山の標高はどれくらいあるか?ご存知ですか?
答えは3,776mです。これは知っている方も多いと思います。
では、2番目は何処でしょうか?そしてどれくらいあるのでしょうか?
答えは北岳という山で、南アルプスの山梨県にある山何です。そして標高は3,198mです。
前置きが長くなりましたが、そこに今回、テント泊(テン泊)で行ってきました。
夏山シーズンも、もうそろそろ到来で、土日は山ガールや山ボーイ他で賑わいますが、今回はシーズン前の平日という事もあり、2,200m地点のテント場には2張りのみでした。
登り始めて約3h後に、目的地の山小屋に着き、南アルプスの天然水!(源水!)で汗をぬぐい、喉を潤し、頭を冷やすと「気持ちいいー!(何処かで聞いた事がある!笑)」テントを張り、始めると、何と!雨が!
急いで張り、テントの中で過ごしていると、何と!(「何と」だらけですいません。)床上浸水!
一休みする事もできずに、テントを張っていた場所を隣にずらし、テントの中の水を手ぬぐいで、外に絞り捨てては、吸い込ませ...
を繰り返す事、数時間。
雨も小降りになり、床も取り敢えずは水がなくなったので、仮眠をしました。
Zzz...
翌日は、5:00起床〜6:00出発。行動食とバーナーと水、雨具のみをアタックザックに入れ、テントは張りっぱなしで、出発しました。
約1,000mの道のりは遠く、急勾配をいつまでも歩くと、いよいよ尾根に。尾根に出ると一気に視界が広がりました。
然し乍ら、曇りでガスって、雲間の太陽がちょっとだけ山肌を見せてくれるだけ。
尚且つ、冷たい風が吹き上げ、寒い。雨具を着て歩くと、最終の山小屋に到着。
寒さを緩和するため、山小屋でお茶し、暖をとることに。
体も温まり、小屋から出ると、山道で知り合ったおじさんが「こっちこっち!」
「この花は、氷河期からこの山にだけ生息している危惧種の、北岳草だよ!よーく見ておいたほうがいいよ。」
ありがとうございました。
貴重な命と触れ合うことに感謝!
そこから約30分で、登頂!
残念ながら、曇りでガスり、景色は何も見えませんでしたが、その後も無事に降り、約9時間の行程を終え、その日から3日間の筋肉痛が続きましたが、雪山から山肌が顔を出し、今年初のオンシーズン前の山に登ってきました。
山は、やっぱり最高に気持ちよかったです。