大波乱!イタリアのレッジョエミリア奮闘記 第2弾!
さてさて、10年越しの想いで「レッジョエミリア」へ向かった訳だが、果たして旅は?.....
朝の5:00にドバイ空港に到着し、1時間遅れての到着に、次のボローニャまでの待ち時間が4時間から3時間になったことを喜んだのはつかの間、空港に入る際の手荷物検査の時に、地獄に落とされた。
「パスポートがない!」
手荷物のカバンの中を探すのはワケはない。肩掛けのトートバッグ1つだけで、中身はMacBook Airの11inch とストール、U理論の本と日本の歴史の本、それに財布とiPhoneだけだからだ。
近くにいた空港職員に、パスポートがない旨を伝えると、
「上に上がるとエミレーツのカウンターがあるからそこに行け。」
カウンターに行くと
「左に曲がると総合カウンターがあるからそこに行け」
総合カウンターに何度も行けど、多分拾得センターらしき所にTELするも、一向にパスポートは出てこない。
「一旦ポリスに行って、それから便のチェンジの手配するわ」
「ここをずっとまっすぐ行くと左手に...」
ポリスに行くと「ここは落し物の部署じゃないから、そこを降りて左手のロスト&ファウンデットに行け」
そこに着くと、先ほどまでの行為と全く同じで、TELをして無い!
こんな事をまる12時間繰り返していたのだった。
朝の5時にドバイ空港に到着し、成田行きは翌朝の朝5:00。それまでにはせめて出て来てくれないと、10年越しのレッジョエミリアに、またもや行けない。午後の5:00最終の問合せ先、エミレーツのオフィスも閉まる頃に、最後の希望の声かけをした。
「まだJapaneseのパスポートは出てこないか?」
TELするも
「出てこないね〜」
あー最悪だ〜
と、その次の瞬間!
「今!出て来たぞ!」
思わず、2人のスタッフとハイタッチ!
良かった〜
「20分後に警備員が持ってくるから、ここでまってろ」
との事。
パスポートゲット!
「交換は出来ない」「我々の不備でないからね!」
「どうしたら良いの?」
「新規で購入するしかない」
「ボローニャまで幾ら?」
「75000円」「ドバイの通貨のみ!」
まじか⁈
然もボローニャ〜帰りの分もキャンセルになるとの事。
「そんなお金ないよ」
「それは知らない」
どうしよう⁈
現金はボローニャまでのチケットを購入したら全てを使い切ってしまう。
帰りの分のお金を、ボローニャで待っているツアーの方達に借りるしかないのか?
その時ひらめいた!
「そうだ!昔の友人がエージェントをやってたぞ!」
時計の針は日本時間24:00
Messageで依頼してみると、対応してくれた。
「感謝!」
後で帰国したら返すね。
帰りの分のチケットが無いと、ボローニャまでも行けない。との事だったので、助かった。
さて、ボローニャまで7.5万高いな〜
一文無しになってしまう。
と思い、iPhoneで他の安い飛行機無いかな?
と探すと、第2ターミナルにエミレーツ以外の航空会社が集まっているのを知った。
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