教育活動家〜いぬかい良成(公式ブログ)

〜30年後の子ども達の未来をDesignする教育活動家「いぬかい良成」〜

硫黄岳に行ってきました

先月の話になりますが、硫黄岳に行って来ました。硫黄岳には日本最高峰にある露天風呂「雲上の湯」(2150m)があるんです。もちろん入ってきましたよ☆彡

テント泊も、もうそろそろ雪山に変わる季節なので残りあと僅かかな?と思いますが、今回の目的地は硫黄岳。
毎回思いますが、どこの山に行っても楽な山は無いんですよ。
良く何故?そんなに大変なのに登るんですか?
登山家達は「そこに山があるから!」とよく言いますが(笑)
私は人生にとてもよく似ていると思うんです。
山あり谷あり。登りは辛いけど、登りきった頂上には、そこに身体を張って登頂しなければ、味わえない360度のパノラマの景色があり、最高に爽快な気分になれます。
しかしながら、一生懸命登って頂上に辿り着いたとしても、雨や雪や曇りや風や嵐など、必ずや視界が確保されているわけではありません。思うような結果にたどり着けるわけでは無いのです。
高い山や低い山、比較的登りやすい山や、装備もそれなりに必要となる難しい山。
割と危険度の低い山や命を落とす危険性大!の山などなど、様々な色を持っています。
下りになれば楽なの?と良く聞かれますが、トレーニングを積んでいない人だと、膝がガクガクになっちゃいます。
あとはふくらはぎが次の日パンパンです。
比較的なだらかであれば、楽に下れますが、急な下りは結構きますね(笑)
あとは雨の森や苔、動物などを見かけたときなんかは、「生きている!」という実感が湧いてきます。
「動物達と同じ世界に自分達も生きてるんだ!」
と感じるときなんです。
昨年末には初めての海外登山を体験してきましたが、この話はまた次回のお楽しみとしましょうか。
生きていることを実感する体験を生きる!
とても必要なことだと思います。
私はアスリートでは無いので、無理なく今後も楽しみながら続けられるときまでは、やり続けようと思っています。
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日本ペアレンティング協会のコンテンツ作成

先日、AM〜夕刻までのフルタイムでJPA (日本ペアレンティング協会) の次のステップの「ベーシックコース」とその次のステップ「アドバンスコース」のコンテンツ作成で渋谷の知人のオフィスを借りて行いました。

4名全員で集まるのは、川口のセミナーぶりでしたが、土台作りから始まり、午後からは組立て、そして夕刻には時間配分〜担当までを無事終え、そこから先は各々のパーツを作成する期間に入ります。

チェック〜皆さんにご提供できるまで、暫しお待ちください。

手前味噌ながら、かなり楽しみです。
必ずや皆さんのお役に立てる内容になりますので、期待して待っていてくださいね。

因みに、来春から次のステップは予定しておりますが、体験会も随時行っていきますので、足を運んでいただけると嬉しいです。

私も何度も繰り返し参加していますが、自分のその時の状態により、毎回気付きがあるので、複数回の参加をお勧めします。

そうする事で、少しずつ落とし込みが出来てきます。

因みに次回は2016年1月23日です。会場は未定ですが、中央区を予定しております。

宜しくお願いします。f:id:inukaiyoshinari:20151207081910j:image

ペアレンティング体験セミナーin 川口

ペアレンティング体験セミナーを初めて埼玉県川口市で行いました。
私の知人が運営する、学童保育キッズビレッジと言う場所で行いました。
県内の他市でこれから学童保育を行うスタッフの方々や、コンサルタント業ほかのパパママさん達に参加していただきました。

セミナー終了後には「次回はママに参加してもらいたいと思いました。」や「全てのコースを受けたいです。」、2度目の受講者さんからは「2度目でしたが、何度受けても良い内容ですね」などの声をいただきました。

今年より始まったばかりのJPA(日本ペアレンティング協会)では現在、次のステップのコンテンツ作りを纏めています。

次のステップのスケジュールの詳細は未定ですが、参加希望の方は協会のFBページよりメッセージ若しくは、メールでお知らせ下さい。

何だか宣伝みたいになっちゃいましたね。
たまには良いか☆彡

宜しくお願い致します。f:id:inukaiyoshinari:20151129102946j:image

縁を生かす(心に響く小さな5つの物語より)

電車の中で読んでいた本の中で、感動し思わず1人で涙を浮かべちゃいました。

そんな物語をご紹介しますね。

〜縁を生かす〜

その先生が5年生の担任になった時、1人、服装が不潔でだらしがなく、どうしても好きになれない少年がいた。

中間記録に先生は、少年の悪いところばかり記入するようになっていた。

ある時、少年の1年生からの記録が目に止まった。

「朗らかで、友達が好きで人にも親切。勉強もよくできて将来が楽しみ。」とある。

間違いだ!他の子の記録に違いない!

先生はそう思った。

2年生になると

「母親が病気で世話をしなければならず、時々遅刻する」

と書かれていた。

3年生では

「母親の病気が悪くなり、疲れていて、教室で居眠りする。」

3年生の後半では

「母親が死亡。希望を失い、悲しんでいる」

とあり

4年生になると

「父は生きる希望を失い、アルコール依存症となり子どもに暴力を振るう」

先生の胸に痛みが走った。

ダメだと決めつけていた子が突然、

深い悲しみを生き抜いている生身の人間として自分の前に現れてきたのだ。

先生にとって目を開かれた瞬間であった。

放課後、先生は少年に声をかけた。

「先生は夕方まで教室で仕事をするからあなたも勉強していかない?

わからないところは教えてあげるから。」

少年は初めて笑顔を見せた。

それから毎日、少年は教室の自分の机で予習復習を熱心に続けた。

授業で少年が初めて手を上げた時、

先生に大きな喜びがわき起こった。

少年は自信を持ち始めていた。

クリスマスの午後だった。

少年が小さな包みを先生の胸に押し付けてきた。

あとで開けてみると、香水の瓶だった。

亡くなったおかあさんが使っていたものに違いない。

先生はその1滴を付け、

夕暮れに少年の家を訪ねた。

雑然とした部屋で独り本を読んでいた少年は

気がつくと飛んできて、

先生の胸に顔を埋めて叫んだ。

「ああ!お母さんの匂い!

今日は素敵なクリスマスだ!」

6年生では少年の担任ではなくなった。

卒業の時、

先生に少年から1枚のカードが届いた。

「先生は僕のお母さんのようです。そして、

今まで出会った中で1番素晴らしい先生でした。」

それから6年。またカードが届いた。

「明日は高校の卒業式です。

僕は5年生で先生に担任をしてもらって、とても幸せでした。

おかげで奨学金をもらって医学部に進学することができます。」

10年を経て、またカードが届いた。

そこには先生と出会えたことへの感謝と

父親に叩かれた経験があるから

患者の痛みのわかる医者になる。と記され

こう締めくくられていた。

「僕は5年生だった時の先生を思い出します。

あのままダメになってしまう僕を救ってくださった先生を、神様のように感じます。

大人になり、医者になった僕にとって、最高の先生は、5年生の時に担任してくださった先生です。」

そして1年。

届いたカードは結婚式の招待状だった。

「母の席に座ってください」

と1行書き添えられていた。

たった1年の担任の先生とのご縁。

その縁に少年は無限の光を見出し、それを拠り所として、それからの人生を生きた。

ここにこの少年の素晴らしさがある。

人は誰でも無数の縁の中に生きている。

無数の縁に育まれ、人はその人生を開花させていく。

大事なのは、与えられた縁をどう生かすかである。

先生って素晴らしい仕事ですよね。

私たちも人として人を幸せにする事ができるよね。

与える大きさと、受け取る素直な心をいつまでも大切にしていきたいと思いました。

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レッジョエミリア教育の養成講座を受けてきました

何年前の話になるでしょう?外苑前のワタリウム美術館で行われた、レッジョエミリア展で影響を受け、書籍やDVDで研究したり、レッジョ関係のセミナーや勉強会があると参加させてもらっています。

この日は2日間×AM〜夕方と言った内容の盛り沢山な内容で、北は北海道〜南は台北から2名の方が、関西や栃木と日本全国+海外からも参加されている方がいらっしゃいました。

予測通り私も参加させていただいているPBLの教育方法と、かなり似ていて、表現方法が違うだけという印象を持ちました。乳児保育や小児学校の年齢ではレッジョの方が取り入れやすい。との印象を受けました。

レッジョエミリア教育の歴史やそれを取り巻く街ぐるみでの活動、目的など+自ら心理学を用いたアートワークを行いました。

レッジョエミリア教育における子ども達の4つの観点▶︎
素材からの感覚機能、色彩からの感情機能、自己からの直感機能、形からの思考機能。

これからも、学んだより良い部分を取り入れていきたいと思います。

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千畳敷カールへ

先月の大雨で中止となった、千畳敷カールに行ってきました。

テント泊の中、夜中に風が強くテント内でも−5°Cと寒くて寝れませんでしたが、翌日は最高の太陽の中、木曽駒ヶ岳〜中岳〜宝剣岳〜三ノ沢岳と4つの山を縦走して来ました。

気持ちよかった〜*\(^o^)/*

PS ⬇︎は誰のマネでしょう?時の人だからわかりますよね^_−☆

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NYC〜ミネアポリス 学びへの旅 最終章

今回の旅はNYCから始まり、ボストン〜ミネアポリスと3つの都市へ、コラボとプロジェクトの打ち合わせなどで飛び回ってきました。

毎日のこの大きな国での、移動距離なども含め、とても疲れましたが、様々な視点の様々な人達とのコミュニケーションによって、アイデアが沢山溢れてきました☆彡

また、地元の新聞社にも取材を受け、翌日には掲載されました。http://www.wctrib.com/news/local/3857141-japanese-educators-learn-what-it-takes-start-project-based-school-dream-academy

日本に戻ったら、色々なアイデアを即プランニングしたいと思います。

約10日間で3つの都市との「学びの旅」と成りましたが、とても刺激的でとても有意義な旅となりました。

これを未来ある子ども達に繋げるために、少しずつ纏め上げて、また明日から創造の時間の旅に出かけます。

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