第4弾〜大波乱!レッジョエミリアへの旅
第4弾
私は列車に乗り込み、まぁ雑な座り方と座席の配列とバックパックやスーツケースも雑に置かれた車内の1番手前のシートの前に座っていた青年に「ここは空いてますか?」と聞くと、やたらと愛想の良い青年が「どうぞ!良かったらここの荷物も退けますね」と快くシートを空けてくれた。
座ると同時に、「何処から来たんですか?」などなどを質問されあっという間に仲良くなり、車中彼と身の上話をずっとしていました。
彼の名前は「フランシスコ」ニックネームは「シスコ」私の名前とニックネームは。
彼はミラノまで行き、そこから乗り換えて1hくらいの街にある大学で法律の勉強をしていると言う。5年間勉強して弁護士になりたい。と言っていた。ミラノの大学に来る前には、ケンブリッジに数ヶ月体験入学もしていて、そこで覚えた日本語も数ワード喋ってくれて、目のキラキラした真面目な青年との雑談は1h位の私が列車を降りるまで続いた。
私は名刺を渡し、ローマ字で名前を書き、メールアドレスはこれね。と教えると、「明日必ずメールするよ!」と握手をし、写真を2人で撮って別れた。
レッジョエミリアの駅を降りると、早速何処が出口?かわからない。
適当に人の流れに進んでいくと、学生がとにかく多い。その割に小さな通路はスーツケースが邪魔物扱いされてしまう。
地上に出るとバスターミナルがあり、これまたタクシー乗り場もわからない。
「BAR」と書いて「バール」と読むいわば「カフェ」的なものが1箇所学生達の溜まり場となっていたので、そこで聞くことにした。
「すみませんが、タクシー乗り場は何処ですか?」
戸惑った様子で
「わからない」
英語がわからないらしく、近くの学生に「お前、学生なんだから英語わかるだろう⁈」的なイタリア語だと想像するが、やり取りしていましたが、学生が照れていたので、「タクシー乗り場は何処?」と聞くと、簡単な英語にホッとした様子で「駅の向こうだよ」と教えてくれました。
駅の下を通るのは、またこの重たいスーツケースを邪魔者扱いされながら通らなければならないので、「サイクルロード」と書かれた迂回路を通り反対側に出ることにした。
サイクルロードには何やら、子どもの描いたものらしき、チャリンコの絵が通路の一方の壁側にパネルの上から作品として描かれていました。
逆側に出ると、ちっちゃなピアッツァ(広場)が広がり「タクシー」と書かれた看板の下に何台かのタクシーが待ちわびる中、国産のプリウスのタクシーに私は乗り込みました。
乗り込んでから約7〜8分位でいよいよホテルにチェックイン!
何だか「ゴール」に辿り着いたような安堵感に包まれ、部屋に入ると、温かなふかふかのベッドに飛び込みました。
到着時刻は午後の3:48分!予定より27時間48分遅れでチェックイン!
先ずはここまで来れてよかった。
大波乱!レッジョエミリアへの道〜第3弾〜
現在7:40機内放送はあと20分ほどでモスコーに到着との事。
そして今日がめちゃくちゃ綺麗な朝焼けとともに、始まった。
先ずは、出すもの出して今日を迎え入れることにしよう。
狭っ!ロシア人の女性の馬鹿でかい尻がこの便座に収まるのか?
くらいに小さな便座に腰をかけ、ペーパーホルダーを回すと「カラン」壊れてる^^;
日本じゃありえないけど、まぁロシアでは普通なんだろう。
飛行機をボローニャ空港で降りると、小さな田舎町の飛行場で出国カウンターが、イタリア人、EU、その他が2箇所のみ。
待てど暮らせど、とっくに終わった荷物が全部外に出てる。
まるまる1日放置されていたのだろうか?私のスーツケースもあった!(ホッ)
あとは入国審査を終えて、カバンを手に取り、列車に乗るだけだ!
さてさて、いよいよ入国スタンプが押されいざイタリー!
空港内で表に出る前に、自撮り!周りの札持ちの運転士さん達はそう行動を笑っていたが、私も笑顔で返して、先ずはボローニャ駅までのバスを探す事にする。
バスが沢山ありすぎて、全くどのバスに乗って良いのか?解らない。
それにしても、全くストーリーには関係ないが⁈ タバコを吸う人達がやたらと多い。
さて、話を戻そう。バスはどれだ〜⁇
椅子に座ってタバコに火を付けていた、おじさんに聞いてみると、今!目の前を通り過ぎようとしているバスを指差し「これだ!これに乗れ!」とは言えこのバスのバス停は何処にありますか?「んーあっちだ」
と指の先に早歩きでスーツケースを押していると、その先にさっきのバスが停まっていた。
近くの老夫婦に「このバスはボローニャ駅まで行きますか?」「行くよ」
ホッとしていると、前の若者が何やら自販機で切符らしきものを買っている。
きっとバスのチケットだろうと見てみると、やはりそれらしきもの。お金を入れるが、壊れている? 何度トライしても入らなかったので、キャッシュで交渉しよう。
待つこと暫し、バスの運転士が戻ってきた。
みんなキャッシュだ!笑
「ボローニャまで」
と伝え10ユーロ渡すとお釣りが4ユーロ戻ってきた。って事は約750円!バス高っ!
駅だから終点だろう?
と暫し揺られながら景色を楽しむこと暫し、終点らしき?駅らしき?場所に着いた。
隣の若者に「ここがボローニャ駅ですか?」「そうだよ」
降りて駅舎内に入るが、全くわからない。
何処でどうやって?切符を買うのか?
インフォメーションらしきカウンターに雑談をしている綺麗目の若い女性が2人居たので、「すみませんが、レッジョエミリアまで行きたいのですが、どうすれば良いですか?」と尋ねると「あーあそこの自販機で買えるよ。特急と鈍行とどっち?」「特急が良いな」「特急はカードだけね。」と言い放ち、また雑談を始めた。
自販機の前に行くと様々な国の言葉が選べるようになっていたが、日本語は無い。
ユニオンジャックがあったので「ポチッ」と。
タッチパネルで行き先や支払い方法など、指定の1か?2か?などを入力し、通るか通らないか?解らないカードを入れると、買えた!
発行された切符は飛行機の切符に似た細長い、デカイ切符で指定した時刻が表示されていたが、飛行機のように何番ゲートとか何番シートとかは書いていない。
改めてそのチケットを持って、先ほどのお姉ちゃんのところに行くと、「これはわからないから、あそこにいるおじさんのインフォメーションに聞いて」と軽くあしらわれる。
言うとうり、おじさんに聞いてみると、調べてくれた。と言うより電光掲示板を眺め「6番だ!」と教えてくれた。パスポートを昨日なくしている私は、不安な思いもあったのか?「6番で何処行きに乗ると、レッジョエミリアまで行けますか?何分くらいかかりますか?」と慎重に聞いてみると、「ミラノ行きに乗れば特急だから1時間かからないで着くよ。6番ね」と笑顔で教えてくれた。
6番ホームに行くと、物乞いの人や「タバコくれ」と言う人がやたらと寄ってくる。
あしらいながら待つこと20分くらい。漸く本当にここの6番線に「ミラノ行き」と書かれた列車がやってきた。
私はここでも「さっき1と2を選んだが、私は2番の安い方。さて、1番と2番はどうやって見分けるんだろうか?」と1人心の中で思っていると、長ーーーい列車の扉の脇に「1」「2」が記されていた。
「シュー!」
という音とともに、列車が停車すると中から、色んなストーリーが降りてきた。
「出張中だったお父さん」「旅行帰りの家族」「待ち焦がれた彼氏」「長旅で疲れ果てたのか?旅人」などなどが降りてきては、迎えに来た人達と温かく抱きしめ合って、再会を喜ぶ者。別れを告げる者....
大波乱!イタリアのレッジョエミリア奮闘記 第2弾!
さてさて、10年越しの想いで「レッジョエミリア」へ向かった訳だが、果たして旅は?.....
朝の5:00にドバイ空港に到着し、1時間遅れての到着に、次のボローニャまでの待ち時間が4時間から3時間になったことを喜んだのはつかの間、空港に入る際の手荷物検査の時に、地獄に落とされた。
「パスポートがない!」
手荷物のカバンの中を探すのはワケはない。肩掛けのトートバッグ1つだけで、中身はMacBook Airの11inch とストール、U理論の本と日本の歴史の本、それに財布とiPhoneだけだからだ。
近くにいた空港職員に、パスポートがない旨を伝えると、
「上に上がるとエミレーツのカウンターがあるからそこに行け。」
カウンターに行くと
「左に曲がると総合カウンターがあるからそこに行け」
総合カウンターに何度も行けど、多分拾得センターらしき所にTELするも、一向にパスポートは出てこない。
「一旦ポリスに行って、それから便のチェンジの手配するわ」
「ここをずっとまっすぐ行くと左手に...」
ポリスに行くと「ここは落し物の部署じゃないから、そこを降りて左手のロスト&ファウンデットに行け」
そこに着くと、先ほどまでの行為と全く同じで、TELをして無い!
こんな事をまる12時間繰り返していたのだった。
朝の5時にドバイ空港に到着し、成田行きは翌朝の朝5:00。それまでにはせめて出て来てくれないと、10年越しのレッジョエミリアに、またもや行けない。午後の5:00最終の問合せ先、エミレーツのオフィスも閉まる頃に、最後の希望の声かけをした。
「まだJapaneseのパスポートは出てこないか?」
TELするも
「出てこないね〜」
あー最悪だ〜
と、その次の瞬間!
「今!出て来たぞ!」
思わず、2人のスタッフとハイタッチ!
良かった〜
「20分後に警備員が持ってくるから、ここでまってろ」
との事。
パスポートゲット!
「交換は出来ない」「我々の不備でないからね!」
「どうしたら良いの?」
「新規で購入するしかない」
「ボローニャまで幾ら?」
「75000円」「ドバイの通貨のみ!」
まじか⁈
然もボローニャ〜帰りの分もキャンセルになるとの事。
「そんなお金ないよ」
「それは知らない」
どうしよう⁈
現金はボローニャまでのチケットを購入したら全てを使い切ってしまう。
帰りの分のお金を、ボローニャで待っているツアーの方達に借りるしかないのか?
その時ひらめいた!
「そうだ!昔の友人がエージェントをやってたぞ!」
時計の針は日本時間24:00
Messageで依頼してみると、対応してくれた。
「感謝!」
後で帰国したら返すね。
帰りの分のチケットが無いと、ボローニャまでも行けない。との事だったので、助かった。
さて、ボローニャまで7.5万高いな〜
一文無しになってしまう。
と思い、iPhoneで他の安い飛行機無いかな?
と探すと、第2ターミナルにエミレーツ以外の航空会社が集まっているのを知った。
..........
大波乱!イタリアのレッジョエミリア奮闘記
〜レッジョエミリア 初日から大荒れ編〜
成田空港22:00発のエミレーツドバイ経由のチェックインは2h前の20:00だったにも関わらず、8時PMと18:00を勘違いしていたのだろう。18:00に到着〜チェックインすると空港内の時計が19:00にびっくり!
そこから今回の珍道中は既に始まったのだった!
1h遅れでドバイに到着したが、本来の4h待ちが3h待ちになったと喜んだのもつかの間、パスポートが無い!
日本なら直ぐに見つかりそうなものの、中東のバカでかい空港ドバイではエミレーツの飛行機が次から次へとやってきては飛び立っていく。
なんせターミナル1つが全てエミレーツ1色の世界一お金持ちの飛行機会社なんです。
朝の5:00に着いたが、無事にパスポートが手元に来たのが、なんと!12時間後の17:00とその間、ずっと拙い英語での、すったもんだのやり取りだった。
次にチケットチェンジの手配をしなくちゃ!
エミレーツ社は「不可抗力(私たちの責任ではないから)だからチェンジできない」との事。
現地のエージェントに電話して交渉してもらうが、ダメ!(お願いしますよ、お金持ちなんだから大目にみてくださいよ。)ディスカウントチケットでの購入で来たのに、正規の値段なんで払えない!財布にも勿論お金なんて無く、日本にも帰れない。
どうしよう...
ボローニャまで飛んで、翌日からの現地ツアーに参加する先生方に、恥を忍んで借りるしか無いかないのか⁈
そんな時に、ふと!大昔の友人がエージェント(旅の企画会社)を運営している事を思い出し、メッセージを送ると、夜中だというのに、ボローニャ〜成田空港までのチケットを手配してくれた。(もちろんお金は建て替えてくれました。ありがとうございます。)
さて、帰国の便は何とか確保。
先ずはボローニャまで辿り付かなきゃ!
足を運んでみると
おー!
買えました。
が、帰りのEチケットが無いと、イタリアに入れないかも?
「どんだけ〜」
エミレーツの効力のなくなったEチケットを見せたが、「これでOKかどうかは?わからない。」
との事。
最新のEチケットのコピー若しくはメールが無いと?
直ぐにメールを手配〜
すると!直ぐにPDFで送られてきた!
またもや、ありがとうございます。
さて、あとはボローニャの空港に先に送られてしまっている私のカバンがあるかどうか?
明日の朝、空港に着いたら、ここでも一働きしないといけなさそう...。
無事にカバンもゲットできることを祈って、暫しの時間を待機します。
いゃー本当に疲れました。
レッジョエミリア珍道中⁈ 次回も乞うご期待!
「教育活動家」をテーマにTV出演させて頂きました
フューチャーマッピング〜神田昌典さん
先週も學びある一週間を過ごせた事に感謝いたします。
初めて受ける神田さんの講義でしたが、とても賢く気さくな方で、そして様々なワークを創るとてもクリエイティブな印象の方でした。
また、またこのワークのわかりやすさも今後使っていけそうなワークの内容でした。
私は講義中に、いつものノリで「場を和ませながら⁈」の受講でしたが、その後の懇親会でも色々と神田さんとお話し出来たことに感謝いたします(すっかりニックネームだけを覚えられて、修了証の本名を読み上げると「あ〜この人はいないね!」僕ですよ〜笑)。
今週は表参道の事務所にもお邪魔して来ます。
有難うございました。